仕事を頑張ってるのになかなか成果がでない時ってないですか?
または仕事量が多すぎて何から手をつけていいかわからなくなってしまうことってありませんか?
今回はそんな方のために、目標が120%達成できるための1冊をご紹介させていただきたいと思います。
それは石川和男さんが書かれた「やらないことリストのつくり方」という本です。
この本はこんな方におすすめです。
この本は基本的には仕事に対しての内容になります。
それではよろしくお願いします。
なぜやらないことリストが必要なのか
大前提としてそもそもなぜ「やらないことリスト」が必要なのでしょうか?
先に結論を言うとそれは「時間には限りがあるから」です。
人生を80年とざっくり考えた時に1年で約52週間なので80年だとおよそ4160週が私たちに与えられている時間なんです。
どうせならこの時間有効に使いたくないですか?
例えば仕事の出来る人って時間をうまく使える人を思い浮かべませんか?
仕事の出来る人は「スキルの高い人」や「頭の回転の速い人」を思い浮かべがちですがこの時間を有効に使うための技術を持っているんです。
それは「力のいれどころ」と「力の抜きどころ」を心得ていることなんです。
「やるべきことに注力してやらなくていいことはやらない」そんな風に時間を使う事が出来れば人生を劇的に変える事ができるんです。
「やらないことリスト」を作ることはまさにその第一歩目になります。
結果を出す人がやらないこと
この本の中では結果を出す人がやらない事が20個書かれています。
その中で私がこれは重要だなって思ったものを4つ厳選してご紹介させていただきます。
よろしくお願いします。
残業はしない
日本のビジネスシーンで1番見直さないといけないのは残業という悪い文化です。
後述しますが、クオリティの高い仕事をするためには睡眠時間の確保は必須です。
しかしその大切な睡眠時間が不足してしまう大きな原因として残業があげられます。
まず仕事が遅れてくると残業が増えてしまいます。
残業が増えるとどうしても十分な休養がとれなくなってしまいます。
その結果仕事の効率が悪くなってまた残業しないといけなくなるという負のスパイラルへと陥ってしまいます。
残業の多い職場で急に残業を無くすのは難しいかもですが、上司や同僚など相談できる相手に話してみましょう。
睡眠を疎かにしない
誰もが分かっていることなのについつい夜更かししてしまう事ありますよね。
ただ、ここでお伝えしたいのは「睡眠時間」ではなく「睡眠の質」についてです。
もちろん睡眠時間も大切で、そのためには先ほどお伝えした「残業しない」というところにつながります。
それでは「睡眠の質」を高めるためのヒントを2つご紹介します。
1つ目は「睡眠のリズムを崩さない」という事です。
電車での居眠りや休日の寝だめといった「夜寝て朝起きる」という単純で分かりやすいリズムで生活しましょうという事です。
唯一例外は15分ほどの昼寝です。
脳をリセットしてくれるので少しの昼寝なら積極的に取り入れましょう。
2つ目が「良質な眠りを妨げる行為をしないこと」です。
例えば寝る前に長時間スマホを見たりカフェインを多く含むものを口にしたりとかです。
また日中は適度な運動を心がけることも忘れないようにしましょう。
曖昧な報告をしない
仕事が出来る人が絶対にやらないことが「曖昧に報告すること」です。
例えば「あと少しで終わります」という返答だと本人はあと30分くらいのつもりでも待っている方はあと5分と判断するかも知れません。
また「本日中に提出してください」という指示も「業務時間中の今日」なのか「残業しても今日」なのか人によってとらえ方が変わってくるのでトラブルになりかねません。
結果を出す人は必ず「今日の17時までに提出お願いします」と指示を出します。
私もつい深く考えず曖昧な報告をしつぃまいがちなので気を付けないといけないなと思いました。
新しい仕事に取り組む時は深く考えない
新たな仕事に取り組む時って今までの経験が役に立たなくて不安なので情報を集めてから取りかかりますよね。
でもここで気を付けないといけないことが「深く考えすぎないこと」です。
特に最初から「完璧にしなければ」と思うとなかなか前に進みません。
基本的に最初から完璧なんて出来る時の方がまれです。
それよりも不完全でもスタートして手直ししながら進む方が結果として良い結果が生まれてくるものです。
スタートしたあとに「走りながら考える」を基本にしていきましょう。
目標を達成する人の考え方
次は目標を達成する人の考え方を4つご紹介させていただきます。
この本の中では12個紹介されていますが、その中から私が個人的に良いなって思ったものをチョイスさせていただきました。
それではよろしくお願いします。
仕事が早い人は5秒で決断する
仕事が早い人は決断が速い人が多いです。
これにはちゃんと理由があって、人間の脳は何かをやる必要があると感じてから5秒経過するとそれをやらなくてもいい理由を探し始めるように出来ていると言われています。
それに私の考えでは、本当に不必要な事以外はまずやってみるという気持ちでいた方がいいんじゃないかって思っています。
やってみて違うなって思ったら辞めるかやり方を変えればいいんじゃないかって考えています。
成果を出す人は動きながら考える
やらなきゃいけないのはわかっているのになかなか行動が始まらない時ってありますよね。
私もそうなんですが、行動する前にいろいろと考えてしまう事があります。
「失敗しないように」とか「他に何かな方法がないか考えてから」とか。
ですが考えれば考えるほど不安になり思考停止になって最初の一歩が踏み出せなくなるんです。
そんな時は「考えすぎずとりあえず始めてみる」事が大切です。
始めてみたら意外と新しい気付きがあったり、今までの心配が杞憂だったりすることが多いんです。
仕事で成果を出せる人はそれを知っているので、まず動いて、そして動きながら「仮説検証」しつつ仕事を進めていくのです。
仕事を細分化して考える
目標を達成するタイプの人はタスクを小さく分けて考える癖があります。
これは「アイスピック仕事術」と言うのですが文字通り大きな氷をアイスピックで砕いて小さくしていくことであり、仕事も細分化してしまおうという事です。
例えば「レポート提出」しなくてはいけない時は以下の様になります。
- ネットや本で情報収集
- 過去レポートのチェック
- 構成を考える
- 下書き
- 清書して提出
このように小さく分けてそれぞれをいつまでにやるのか計画を立てていけば分かりやすいです。
仕事を先延ばしすることもなくなって効率があがります。
目標達成する人の共通点
目標を達成する人や夢をかなえるタイプの人には一つ大きな共通点があります。
仕事のスキルなどではなく誰でも出来ることなんですが意外と多くの人が出来ていないことです。
それは何かと言うと「あきらめの悪さ」です。
大切な事は「成功にたどり着くまで何度失敗しても諦めずに試行錯誤を繰り返す人」が目標を達成するんです。
まずは「やらないことリスト」の中に「諦める」という事を入れましょう。
よしろぐ的ポイント
この本の中で、自分の会社の中でやらないことを見つけるのに最適な方法があったのでご紹介したいと思います。
長く会社にいてるとどれが必要でどれが不要なのか見分けがつきにくくなります。
そこで以下の3つの方法で調べてみましょう。
- 転職者に聞く
- 新入社員に聞く
- 外部の意見を参照する
1と2は今まで違う環境にいた人たちの話を聞くことで社内でおかしいなと思う事に新たに気づく事が出来るチャンスです。
例え相手が新入社員だとしても軽視せず話を聞きましょう。
3はセミナーや異業種交流会などを通じて社外の人の考えを取り入れましょう。
自分の知らない新たな気付きを得る事が出来ます。
まとめ
この本の中には、今回ご案内した内容の他にも「やらないことリスト」の作り方が細かく紹介されています。
例えばどのサイズのノートをどのように使って「やらないことリスト」を作っていくかなどです。
「やらないこと」はそれぞれの立場によって変わってきますので一概には言えませんがこの本の中には結果を出すためのたくさんのヒントが詰まっています。
やらないことを決めれば自分が本当にやらないといけないことに全力集中できて仕事の効率が劇的に良くなります。
是非この本を読んでみて気になったところを実践してみてください。
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