人に話すのが苦手、どうしても上手く伝えることが出来ない方におすすめの本をがあります。
それは「3秒で伝える」という会話術の本です。
今回はこの「3秒で伝える」という本を分かりやすく要約してみました。
会話術の本の中でも「3秒で伝える」は読みやすくて1番のおすすめです。
なるべく簡潔に要約してみたので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
この記事を読めばたった3秒で伝える会話術のコツの第一歩をつかむことが出来ます。
3秒で伝えるための大前提
まず大前提として、最も大切なことは何か報告や説明をしなければいけない時「3秒しかないならどう端的に伝えるか?」と考えるクセを付けることです。
たったそれだけであなたの説明力や論理的思考力が飛躍的に高まります。
ではその「3秒で伝える」ための考え方として一番必要なことは何かと言うと「短くシンプルに伝える意識」です。
人ってついつい複雑に物事を考えてしまうクセがあるのですが、そこには4つの心理的ブロックが働きます。
- 誤解されたくない
- 相手を刺激したくない
- 主張に自信がない
- 意見しない方がいい
この4つの心理的ブロックは特に上司や目上の人に対しては思いがちです。
そんなときこそ「短くシンプルに伝える」ことを念頭において考えてください。
それこそが3秒で伝えるための第一歩となります。
3秒で伝えるの良かった点3つ
それでは私がこの「3秒で伝える」を読んで良かったな、これは使えるなって思ったことを3つご紹介させていただきます。
ただし、そのまま使うのではなく自分なりにアレンジして実践していくことが大切だと思ってください。

3秒で伝えるキラーフレーズ
これは1対1よりも数人に話すときやプレゼンなんかでより効果を発揮します。
自分が話しているのにスマホ触ったりしてこちらに集中してくれてない時ありますよね?
そんなときに効果のある3秒で伝えるキラーフレーズがあります。
それが「ここが皆さんにとって最も重要なポイントです!」の一言です。
少し感情込めて話すとだいたいの人がこちらに意識をむけてくれます。
これ、YouTuberのサラタメさんも同じような事を話していました。
実際私もたまに使うのですが、みんな「何事か!?」って感じでこちらを見てくれます。
3秒で相手の疑問を引き出そう
まわりくどくならずに言いたいことだけズバッと言って足りないピースは相手から求めてくるくらいにすればいいという事です。
どういう事かというと例えば以下のような感じです。
- 「明日からアフリカへ家族でコーヒー豆の見学ツアー旅行へ行ってきます」
→詰め込みすぎて質問が難しい。 - 「明日から旅行へ行きます」
→「どこへ行くの?」
→「アフリカへ行きます」
→「え?何しに行くの?」
→「コーヒーが好きなので見学ツアーへ」
と言った感じで相手に「ハテナ?」って思ってもらってどんどん質問してもらいましょう。
無理に頑張って話そうとしなくても気になったら相手は聞いてきてくれます。

主語を意識した会話術
どういう事かと言うと、分かりやすい例をあげてみますね。
- 「今から(私が)大事な話をするので聞いてください」
- 「この話を知らないと(あなたが)困りますよ」
という2つの違いになります。
どちらも話を聞いてほしいのですが、前者は主語が「私」になります。
そして後者は主語が「あなた」になります。
後者の方があきらかに相手の目線で話しているのが分かります。
聞き手も主語が自分になると自分のこととしてとらえるので話を聞かずにいられなくなるという仕組みです。
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よしろぐ的ポイント
この本の巻末に「本書のPOINTのおさらい」が載っています。
明日から実践すべき「4つの原則」というタイトルでのってるんですが、これめちゃくちゃ便利です。
「4つの原則」の中でさらに細かい項目に分類されていて、自分が今必要としているところがすぐに探し出すことが出来て目の前の問題を解決することが出来ます。
私も困った時はよく活用しています。
まさに常に手元に置いておき何度も読み返していきたい1冊です。
まとめ
「3秒で伝える」という本の要約はいかがだったでしょうか?
これはまだまだほんの一部なので要約部分以外には実際は30秒や3分で話す時のヒントも記載されています。
なので最初から最後まで全部読むほうがおすすめです。
学識サロンのまぁーさんもyoutubeでこの本を紹介していて、会話術を向上していくのにはこの「3秒で伝える」はおすすめの1冊です。


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