ビジネス本を読んで勉強したいんだけど難しそうでなかなか出来なくて
それなら犬飼ターボさんの「トレジャー」がおすすめです
ビジネス本をたくさん読んで勉強したい!自己啓発したい!
でも何だか難しそうで気が引けるし、分厚くて小さな字ばかりで最後まで読める気がしない。
読んでも意味がわからなくて結局途中で挫折してしまいそう。
そんな風になかなか読み始めれない方いませんか?
実はそんな風に困ってる人におすすめしたい1冊があります。
それが犬飼ターボさん著の「トレジャー」です。
物語風で話が進んでいき主人公が成長していく姿が想像しやすくて次々ページが進んでいく最高の1冊です。
数々のビジネス本を読んできましたが、その中でも格別読みやすい内容でした。
何よりストーリーに感動するんです。
難しい言葉も少なくスラスラ進むので是非一度読んでいただきたいと思います。
この記事を読むとビジネス本を読むのが怖くなくなります。
トレジャーの簡単あらすじ
主人公のコウジは社長から評価されているにも関わらず、直接意見を言う事によって徐々に社長からパワハラを受けていきます。
そして元同僚で独立してショットバーを経営している野島と出会い独立を考えていきます。
そこで野島から弓池というメンターを紹介してもらい、たくさんの教えをもらいながら独立して居酒屋を経営していきます。
オープンしてから順調なのですが、その後一緒に働く仲間との考えの違いから対立したり退社した会社からの嫌がらせにあったりします。
ですがそのたびに弓池からヒントをもらい働くことの心構えや方法を学びながら、つまづきながらも成長していく物語です。
読書初心者の心に残る3つのポイント
それではここで私がこの本の中で心に刺さった3か所について記述してみたいと思います。
本当はもっともっとお伝えしたい事がたくさんあるのですが、全部書いてると途方もなくなってしまうのでここでは厳選に厳選した3つをお伝えさせていただきます。
私は何を学ぶためにこの出来事を経験してるのだろうか
困った出来事が起きたらこの言葉を自分に問いかけるんだ。
「不幸が起たのではない。自分が常に成長するために最適な出来事を引き寄せているんだ。」
この言葉本当に深いなと思いました。
嫌な事があるとどうしても目の前の出来事から逃げてしまいたくなるのですが、一瞬でも立ち止まってこのように考える事が出来ると自然と前進できるようになります。
怒りは2つのものを壊してしまうんだ
本文の中に「例えばライバルに勝ちたいと思ったとき、逆境をバネに出来る。
恐怖に打ち勝つことが出来る。それは恐怖の代わりに怒りの感情を使うから強いエネルギーを使う。
そしてその怒りが他人に向いたとき人間関係を傷つける。自分に向いたとき肉体を傷つける」という言葉があります。私はこれすごく心に響きました。
やっぱり自分にも経験があって誰かに(何かに)怒りの感情を持った時それをぶつければその人との関係にひびが入ってしまう。
だから我慢してると自分に腹が立ってくることありませんか?ほんとに辛くてしんどくなってしまいます。
そんな時私はこの言葉を思い出して少し冷静に行動するようにしています。
関わる人全てに喜びと感動を提供すること
これ、コウジがオープンした居酒屋のコンセプトになる言葉です。
全ての人を喜ばせるというところから始まった言葉なんですが、こういうコンセプトがしっかりしていると自分が迷った時や苦しい時にこの言葉に沿って動けば正しい方向へと進んでいると思えるのですごくいいなと思いました。
人って弱いもので必ず自分のやってることが正しいのかどうか不安になってしまうものです。
最終的にはライバルになる居酒屋まで「関わる人全て」にいれてしまうので本当にすごいと思いました。
まとめ
この本の最大のポイントは物語を通して成長していくコウジに自らを感情移入してしまうことです。
自分ならこうしようとか、ここは自分には難しいかなとか。
弓池は本書の中で「未来の偉大なリーダー」を求め多くの経営者に支援をしています。
私も自分が支援してもらっている気持ちになってあれこれ考えをめぐらせながら夢中になって読んでいました。
上記に心に残るポイントを3つ紹介させてもらいましたが、その中でも「私は何を学ぶためにこの出来事を経験しているのだろうか?」という部分には本当に考えさせられました。
人生の中には素晴らしい出来事もあれば悲しい出来事もあります。
その全てが自分に何かを教えようとしてくれているのだなと思います。
特に人はつらい出来事からは逃げ出したくなるものですが、その時この言葉を思い出して前へ進んでいけたらなと思います。
こちらのビジネス本もおすすめです。
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