2024年上半期読み始めたら止まらない小説ランキング10選プラス1!

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読書初心者だけど小説に

チャレンジしてみたいです!

それじゃ人気のおすすめ10作品を

ご紹介させていただきます。

みなさん読書楽しんでいますか?

今回は2024年の上半期に読んだ小説の中から読み始めたら止まらないおすすめの10作品をランキング形式でご案内させていただきます。

おかげさまで2024年の上半期もたくさんの小説を読むことが出来ました。

ランキングの作成にはずいぶん悩みましたが、やっぱり成瀬シリーズが強かったなぁって印象です。

それでは2024年上半期、読み始めたら止まらない小説ランキングを是非楽しんで読んでください。

2024年上半期おすすめ小説ランキング10選

それでは2024年上半期に読んだ小説のベスト10を発表させていただきます。

こちらはあくまで2024年の1月から6月の半年間で私が読んだ本の中で、読み始めたら止まらない小説を選ばせてもらったので発売時期はバラバラです。

また個人的な感想、ランキングになりますのでどうかご了承ください。

成瀬は天下を取りにいく

45/50
なんだこのタイトルは??って思って読んでみたら成瀬の個性のとりこになってしまった。

生活してたらどうしても周囲の目って気になります。だけどそんなの気にせずに自分のやりたいように生きていける成瀬にあこがれてしまいました。青春時代や20代のころにこの本と出合いたかったなぁ~ってつくづく思います。

一見無茶苦茶に見えて実は「やってみないとわからない」「挑戦した経験は肥やしになる」と当たり前だけど理由をつけて避けてしまってませんか?ってメッセージも含まれている。中学生や高校生だけじゃない。社会人になっても定年になってもいつまでも持っていたい気持ちを思い出させてくれました!

成瀬も島崎も他のみんなも大好きです。2024年本屋大賞受賞の名作です。

歌われなかった海賊へ

45/50
戦時下のドイツにおいて自由を求めて戦った少年少女の物語です。フィクションなのか実際にあった話なのか分からないけど自分たちが知らない世界を追体験してるような気持ちに心が揺さぶられます。

もちろん初めて知ることばかりなんですが、ドイツではみんなある程度知ってることなんだろうかと聞いてみたくなりました。若者ゆえの真っすぐな行動には賛辞を送りたいけど、やはり生きて後世に伝えていくことも大切なことなんだと思いました。生きる時代さえ違っていたらと思ってしまいます。

そして詳しくは言えないけど間に合わなかった悲しい気持ちが心から抜けません。そして主人公の2人のその後が気になってしまいます。

白鳥とコウモリ

44/50
過去と未来がだんだんとつながってきて真実がわかってきた瞬間の残酷さが心をおそってきます。

「白鳥」と「コウモリ」の意味が分かった時、そしてその二つが入れ替わっていく瞬間にこんなストーリーある??って何度も何度も読み返してしまった。切ない物語に出会ったことは数あれど、ここまでのものに出会ったことはいまだかつてありません。

あまりに早くに犯人がつかまってしまうのでここからの展開が楽しみだったんですが、後半の30年の月日が一気に縮まるあたりからは続きを読みたい気持ちが他のすべてを消し去って一気読みです。是非読んでほしいです。

島はぼくらと

43/50
瀬戸内海に浮かぶ小さな離島を舞台に4人の高校生を中心とした青春物語。まっすぐな高校生の話なのでどうだろうなって思いながら読み始めたらグサグサ刺さってきて面白い。

島に高校がないので毎日本土までフェリーで通う4人なので必然的にフェリーでの出会いや船着き場での出会いなどが多くなります。地元民とIターンの人たちとの関係性や村長との溝の出来るところなどリアリティ溢れていてまるで自分が高校生にタイムスリップしてその瞬間を経験しているような感覚に陥っってしまうんですが、なんともまたそれが心地よいんです。

ラストはまさかの村長になってて「おかえり」と「ただいま」のところでは不覚にも目頭に熱いものを感じてしまいました。スロウハイツの神様を先に読んでた方が登場人物的には面白いかなって思います。

成瀬は信じた道をいく

41/50
表紙から今度は琵琶湖観光大使か~って想像してたらやっぱり。ここでも二人選ばれた相方から最初は変な人扱いだったけど最終的には影響受けまくって自分の気持ちを言えてよかったねって思いました。

また大学受験の時は野営の学生ひっぱてきたのは驚いたけど、この家族っていいなって思います。自分だったら絶対無理なんですけどね。

今回特に面白かったなって思ったのは、身近な人たちの心の揺れ方がリアルに描写されていたことです。例えば島崎の成瀬に対する思い。またお父さんの娘を思う気持ち。このあたりにフォーカスしても面白いなって思いました。お父さんさみしいだろうなって気持ちがすっごく伝わってきて感情移入が半端ないです。

島崎と成瀬はやっぱり島崎と成瀬です。いつまでもこの二人でいて欲しいです。

となりのナースエイド

40/50
主人公の医療行為の出来ないナースエイドとして活躍する桜庭澪と天才外科医竜崎大河の二人が病院内の何か不穏なものに切り込んでいくスリリングな物語で面白い。

二人とも過去に闇をもっておりそれぞれ乗り越えていきます。自殺だと思っていたものが実は殺人事件の可能性がありその真実を探っていく過程で新たな事実が発見されていきます。

ラストの緊迫した状況にはハラハラドキドキしながら読みましたがやっぱり悪は倒されていくべきだなと思います。ちょっと謎が残ったままの部分もあるので消化不良なんですが、もしかしたら続編があるのかなって勘ぐっているところです。

医師免許なくなったらどうするんだろうな~って思っちゃいますよね。

六人の嘘つきな大学生

39/50
就活の最終選考に残った六人の大学生の話なんですが、登場人物の多面性がすごすぎて。学生だって企業だって、まさに騙しあいの嘘ばっかりの世界です。

グループディスカッションのテーマもただただひどいなって思ってましたよ。。。一人ひとり過去の悪い部分があばかれていくんですが、物事の一面や誰かの言葉の一部分だけを切り取ってしまうのはほんとに良くないことだと思いました。

前半から後半にかけてはがらっと展開が変わって読み手を飽きさせないのがとても良い。途中で気になったところは後から見事に回収されていきます。

半年後にいろいろ分かってくるんですよね。

傲慢と善良

39/50
自分の中の傲慢と善良を振り返らずにはいられなかった。大なり小なり誰にでもあるんじゃないかなとは思うのですが、過去に行った自分の行動が果たしてどうだったか考えてしまう。

婚活自体したことがないので何ともいえないんですが、結婚に対する思いの男女差みたいなものは確かにあるのかなって思います。

「自己評価は低いけど自己愛は高い」自分も当てはまりそうで妙に怖い気持ちになります。みんな自分のことそんなに好きじゃなくても自分の正しさは持ってるのかって。

仙台の神社の部分くらいでようやく少しほっこりできてよかったです。この作品を読む前に今回4位にエントリーしている「島はぼくらと」を読んでおいた方が登場人物的にもわかりやすいかなって思います。

魔女と過ごした七日間

39/50
父親が事件で亡くなった中学生が視点の物語に円華が絡んでくる物語です。しょっぱなの赤いけん玉はかなり印象的でした。

中学生と超能力をもつ円華との大冒険みたいな雰囲気で読み始めたら、危険で強引な方法で犯人に近づいていきます。まさかの真犯人には驚きました。

この物語で一つ面白いなって思ったのがAIなどの技術に関してです。DNAやマイナンバーやモンタージュなどすべての個人情報を国が握る時代が本当に来るんじゃないかって思います。もしかしたら自分が知らないだけで本当はもう到達してるのかも。。。常識をアップデートしていく必要を感じました。

闘Tシャツちょっと気になります。

でぃすぺる

38/50
街の七不思議を追いかける小学生が主人公の話で、ミステリーとホラーが入り混じったような感じです。
ラスト付近まで全然どう進むのかが分からなかったんですが、後で考えるとけっこう伏線があったみたいで相変わらず鈍感でした。

主人公の男の子は掲示係でオカルト新聞を作ろうと街の七不思議の謎へと挑んでいきます。魔女のおばあちゃんが絶対あやしいと思ったんだけど、そっちに絡んでくるのかと驚きました。

子供の行動手段や行動範囲の中で姉妹の残した謎や影坊主の話など気になる事が盛りだくさん出てくるけど最後はなんとかなってホントよかったです。誰を信じていいのやら大変でした。

本当にランキングにするのが難しいくらい面白い本ばかりでした。

もう一度読んだらまた違う順位になってしまいそうです。

どれも読み始めたら止まらない小説ばかりなので、まだ読んでないものがあればランキングの上位から順番に読んでいったら間違いないと思います。

おすすめの海外の名作小説

この半期でいくつか海外の作家さんの小説も読ましていただきました。

その中で文学YouTuberのベルさんが紹介していた「夏への扉」がとても面白かったのでご紹介させていただきます。

実はこの小説、SFものの原型ともいわれる小説です。

いわゆる時間を超えるタイムトラベルがメインになってくるのですが、その手法がすごくて70年以上も前に発売されてるのに、タイムマシンやコールドスリープといった手法がふんだんに使われています。

今呼んでもとてもSF古典みたいなものには思えず斬新かつポップな印象を与える、ちょっとエンタメ風な作品になっています。

SF系が苦手な人でもこの小説なら読みやすいかなって思いました。

あとは、猫のピートが可愛いなぁって思います。

きっと作者は猫が大好きだったんじゃないかなって推察してしまいます。

まとめ

2024年の前半戦の小説ランキングはいかがでしたでしょうか?

読み始めたら止まらない小説ばかりでとても楽しませてもらいました。

ミステリー小説や青春ものなどいろんなタイプの小説が読めてとても楽しい時間でした。

本屋大賞作品の「成瀬は天下を取りに行く」は本当に良かったです。

もうちょっと早く読みたかったなって思います。

みなさん一人一人のランキングがあると思うのでまた教えてもらえると嬉しく思います。

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