今回は永松茂久さんの「喜ばれる人になりなさい」という本を読んでみました。
この本は著者である永松さんとその家族の話をエピソードにして伝えてくれます。
その中でも特にお母さんとの話がとても素晴らしく本当に心に刺さる言葉が多いんです。
お母さんが永松さんに教えるたった一つのことは「喜ばれる人になりなさい」という事でした。
では「喜ばれる人」とはいったいどういう人のことなのでしょうか。
それではご紹介させていただきます。
永松茂久さんってどんな人?
まずは著者の永松さんの経歴について触れ簡単に触れてみます。
永松さんは今までに本を30冊以上出版していて、その中でも「人は話し方が9割」という本が
2020年のビジネス書部門年間ランキング1位に輝いており大変有名な方です。
大分県の中津というところのご出身で、今の成功からは考えにくい大変苦労なさっています。
出版社、たこ焼き屋、講演家、執筆家と様々な仕事をしてきて、特にたこ焼き屋を経営しているときはお金がなくて本当に苦労したそうです。
そんな時に適格なアドバイスをくれていたのがお母さんだそうです。
特に気になった3つのポイント
それではこの本の中で私が読んで良かったなというところを厳選して3つご紹介していきたいと思います。
個人的な感想になりますので宜しくお願い致します。
本は100%読者のためにあるということ
あるとき永松さんが、自分が書きたい事を編集者が認めてくれないと悩む時があります。
その時のお母さんのアドバイスが「本は100%読者のためにある。
やるべき事は自分が書きたい事より読者が読みたいことを全力で探すべき」という事でした。
これって本当にどんな仕事にでも当てはまる事で自分が売りたいものを売ったり作ったりするんじゃなくて
お客様が求めるものを提供していく事が大切な事だと改めて実感しました。
効率の中から感動は生まれない
ある時「陽なた家」という居酒屋をオープンする事になりそのレセプションで、たまたまバースディのお祝いをしたところ大盛り上がりでした。
ただ永松さんはあのイベントは効率が悪すぎるから本番ではやらないとの考えです。
そこでお母さんのアドバスは「効率的に料理を出す事は大切な事だけど、非効率な事だから感動するんじゃない。
他のお店が面倒くさくてやらないことを一生懸命考えてみたら?」という事でした。
自分にも思い当たるのですが、確かについ高率で物事を考えてしまってる事があるので少し考えてから行動していこうと思いました。
話し方はスキルよりメンタル
これは永松さんが人前で話すときに「うなずいてくれる人がいる時は話しやすい」という経験から出てきた言葉で「人は話し方が9割」のメインテーマにもなったそうです。
そしてその時に決めた3つのサブテーマの中で特に気になったのが
「苦手な人、嫌な人とは無理にコミニケーションを取らなくてもいい」という点です。
そういう風に考えるとメンタル的にものすごく楽に思えてきます。
すごくいい言葉だなと思いました。
まとめ
この本の中でお母さんからの言葉で「喜ばれる人になりなさい」という言葉が何度も出てきます。
喜ばれる人とはどういう事なのか本書の中でこう書かれています。
上記の4つが書かれています。
すなわち「喜ばれる人になりなさい」とはつまり「自分の人生を生きなさい」という事です。
ただし誰かに喜んでもらうためには「FOR ME」ではなく「FOR YOU」の精神で分かち合う事が大切です。
この本では仕事や人間関係などあらゆる場面で通用する「人としての在り方」を教えてくれました。
そして本書内のメッセージは全て「喜ばれる人になりなさい」というゴールへつながっています。
皆さんも一度この本を読んでみてください。
そして「FOR YOU」精神で自分の人生の指揮をとっていきましょう!
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