伝えたい事があるのになかなか伝わらない。
思っている事をうまく言う事が出来ない。
そんなもどかしい経験をしたことがありませんか。
実はそんな伝わらないを減らしてくれる本を発見しました。
それが勝浦雅彦さんの書かれた「つながるための言葉」という一冊です。
この本ではあらゆる場面を想定した伝えるための言葉を教えてもらう事ができます。
この記事を読むと他人に思いを伝えるための考え方を学ぶことが出来ます。
全部で10の章で構成されているのですが、その中から私が特にいいなと思った部分を厳選して2つご紹介させていただきます。
自分を考える
相手に何か伝えようとする前にまず考えて欲しい事が1つあります。
それは自分を知るという事です。
自分を知ろう
自分はいったい何者なのか考えてみる事です。
いわゆる自己分析ですね。
よくよく思い直してみると真剣に自己分析することって人生でそうそうないと思うんですよね。
私も思い当たるところは就職活動の時くらいです。
考えてみると自分の事がわからなくて相手に思いが伝わるわけないですよね。
自分へ質問してみよう
例えば以下のような事を紙に書き出してみましょう。
- 自分は何をしたくて何をしたくないのか
- 自分は何が好きで何が嫌いなのか
- 自分の長所と短所はなにか
- 自分の趣味嗜好新年などは
- 熱くなるタイプか冷静なタイプか
他にもまだまだ項目はあると思うので考えてみてください。
そして自分ウィキペディアを作成してみると今の自分が見えてきます。
自分とはいったい何者なのかを知ることがつながるための言葉への第一歩となります。
伝わらないを前提にしよう
自分の思いが伝わらなくて困っている方に一つお伝えしたい事があります。
それは「人間はそもそも相互不理解」という視点です。
どういう事かというと、どんな人でも100%伝わる事はないという前提を持とうという事です。
だって、私はあなたではないし、あなたも私ではありません。
なので考えや思いが違って当然なのです。伝わらないを嘆く必要はまったくないのです。
そしてもう一つあります。
相手の反応を期待しないという事です。
これは良い反応を期待しないという事ではなくて、すべての反応に期待しないという事です。
もちろん喜んでくれたらうれしい時もあるし、あるいは相手の期限が悪く無視されてしまうかもわかりません。
相手がどんな反応をするのか考えるよりも、自分が思っている事を熱意をこめて自分の言葉で伝える事が大切です。
よしろぐ的ポイント
この本の中で印象に残った部分があって、それは自分キャッチをもとうという部分でした。
例えとして出ている言葉が「釣りが趣味の美容師」でした。
この中の「釣りが趣味」と「美容師」という言葉を掘り下げて考えます。
するとこんな感じになります。
「300キロのカジキを釣り上げる美容師」とか「10種類のハサミを使い分ける釣り好き美容師」とかです。
いい感じに覚えてもらえそうですね。
よくアイドルが自己紹介の時に使う短い言葉なんかも実はそうだったりしますね。
まとめ
「つながるための言葉」いかがでしょうか?
誰かに思いを伝えるために自分の事をもっとよく知ろうって私には刺さりました。
この本の中には、今回紹介しきれなかった部分がたくさんあります。
ビジネス、恋愛、就活、またはSNSまで場面にあわせて各章で考え方や言葉の使い方を説明してくれます。
是非みなさんも一度読んでみてください。
にほんブログ村
コメント