大阪の万博記念公園の中にある太陽の塔って超有名なのでみなさん知ってますよね?
ですがその内部に異世界が広がっていて誰でもその内部へ入場することが出来るのってご存じでしょうか?
これ、意外に知られてないのですが、太陽の塔の内部は実は一般公開されていているんです。
長い間非公開だったこともあって大阪に住んでいる人でも知らない人も多いくらいです。
今回はちょっと怖いと言われているその太陽の塔の内部についてご案内させていただきます。
この記事を読むと当時の「大阪万博」がどのような雰囲気で開催されていたのか知る事が出来ます。
それでは宜しくお願い致します。
太陽の塔へのアクセス
最寄り駅は大阪モノレールの「万博記念公園駅」です。
JR「大阪駅」やJR「新大阪駅」からは御堂筋直結で直結で北大阪急行の「千里中央駅」まで行ってそこで大阪モノレールへ乗り換えです。
モノレールの「千里中央」駅から「門真南」駅方面へ2駅で「万博記念公園」駅に着きます。
改札出ると左手にスロープを降りた後、小さなおみやげショップの横にある陸橋を公園方面へ渡ればすぐに入場ゲートが見えてきます。
入場料は大人260円、小中学生80円なので発券機で購入して中へ入りましょう。
万博記念公園ってどんなところ?
まずは万博記念公園について簡単にご説明します。
ご存じの通り1970年の「日本万国博覧会」、いわゆる「大阪万博」が開催された跡地に出来た記念公園です。
大きさは約130万平方メートルあり、とにかく広いです。
べたな例で申し訳ないですが、東京ドーム約28個分の広さになります。
万博公園内には「日本庭園」を堪能したりおもしろ自転車広場で遊んだりして思い切り堪能出来ます。
また園内の中央付近には国立民族学博物館もあります。
個人的に面白かったのは3階建ての立体迷路にチャレンジしたことです。
万博公園はとても広いのでじっくり楽しもうと思えば丸一日時間を費やしてしまいます。
また周辺にはテニスコートやフットサル場などスポーツ施設も充実しています。
中でもガンバ大阪の本拠地である「パナソニックスタジアム吹田」は一度は訪れてサッカー観戦したいですね。
あとすぐ近くには「ららポートエキスポシティ」という超大型ショッピングモールや「ニフレル」という水族館もあります。
「ららポートエキスポシティ」すぐの前には高さ日本1位、世界でも5位に入る観覧車「レッドホースオオサカホイール」もあります。
家族全員で楽しめるスポットです。

太陽の塔へ向かおう
さて今回の最大の目的である太陽の塔なんですが、入場ゲートくぐればすぐもう目の前にそびえたっています。
園内の位置でいうと自然文化園という場所になります。存在感がすごいのでいけばすぐにわかります。
太陽の塔はご存じ岡本太郎氏が生み出した大阪万博を象徴するアイコンとして日本人なら誰もが知る存在です。
太高さ70メートルもあり近くで見るとその巨大さがよくわかります。
そしてその独特のモニュメントなんですが、西洋の美的センスや日本の美の観点から考えてもあてはまるものがなく本当に唯一無二の存在と言えます。
太陽の塔の内部への入場料は大人720円、小中学生310円です。

太陽の塔の3つの顔
太陽の塔を近くでながめると大きな顔が目につくのですが、この顔は実は3つあります。
お腹部分と上部、それに背面にそれぞれ違った顔があるのです。
これにはすべて意味があります。
まずお腹についてる【太陽の顔】は現在を、上部の【黄金の顔】は未来を、そして背面の【黒い太陽】は過去を表しています。
これは大阪万博が「過去」「未来」そして「現在」をめぐる構造であったことと、人間の身体や精神は人類の過去、現在、未来の輪廻の考えがあるからだと言われています。

太陽の塔の内部は怖い雰囲気
万博終了後しばらくは内部非公開だったのですが、2003年に災害対策を行った上、抽選による限定公開をおこないました。
その後いったん非公開となり耐震補強工事など行い2018年に一般に公開されました。
まず中に入ると【地底の太陽ゾーン】というところを通ります。

先ほど太陽の塔には【三つの顔】があると言いましたが実は【四つ目の顔】があるんです。
ここのはその【地底の太陽】をプロジェクションマッピングで演出した映像が流れます。
ただ、実際にはこの【地底の太陽】は万博終了後行方不明になってしまい、現在のものはレプリカになります。
それでも迫力あってちょっと怖いですよ。
世界の仮面と神像とともに流れる映像は絶対に見る価値ありです。

太陽の塔の内部は実は巨大な空洞になっており展示空間となっています。
そこでは中央に「生命の樹」というモニュメントが配置されています。
この生命の樹は高さ41メートルもあり、その樹の周りには単細胞生物から三葉虫や魚類、恐竜の時代などを経てクロマニョン人まで生命の進化をたどる33種類の生き物が下から上へと張り付いています。

生命の樹は下から上にむかい、原生類から哺乳類へと進化していきます。
その樹に沿って下から順番に見学していくのですが、赤を中心とした照明になんだかおどろおどろしい音楽で不思議な異世界へ飛び込んだような空気になります。
自分が過去に見たことの無い、何とも比べる事の出来ない世界です。

よしろぐ的ポイント
注意点なんですが太陽の塔の内部へは原則予約が必要です。
必ず事前予約してから行ってください。
当日でも予約がなかったり、平日で空いている時は入れるみたいですが、土日はオフィシャルサイトから予約してから行った方がいいと思います。
それと写真撮影は1F 以外は完全に禁止です。
2F以上のフロアではスマホなどは落下の危険性もあり必ずバッグやポケットにしまう様にしてください。
ルールを守って楽しみましょう!
まとめ
個人的見解ですが、ここは一生の内で一度は訪れたい場所だと思います。
現在は耐震補強など多くの難解をのりこえての一般公開です。
正直いつ閉館されるかわからないと思いました。
何にも代えがたい経験を得る事が出来るので大阪を訪れる機会があれば是非一度訪れてみてください。



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