皆さん当たり前ですが人として成長していきたいですよね?
人として成長すれば仕事でもプライベートでも成功をつかむことができます。
ただ「成長する」って言葉では簡単に言えるけど、実際何をすればいいんだろう?って考えてしまいませんか?
そんな方におすすめの本があります。
それが今回ご紹介させていただく喜多川泰さんの「賢者の書」です。
- 人生で成功したい
- 自分に自信が無く自尊心を高めたい
- 将来が不安
この本は物語として進んでいくのですが、その中で人間として成長していくための考え方のヒントがたくさん出てきます。
それではご紹介させていただきます。
「賢者の書」の簡単あらすじ
それではまずこの「賢者の書」のあらすじを簡単にご紹介させていただきます。
物語はアレックスという不幸な男性が公園でサイードという少年と出会うところから始まります。
仕事も私生活もうまくいかず、くすぶっているアレックスの前に現れた不思議な少年サイードは「賢者の書」を与えられて、賢者になるための旅の途中でした。
旅の中でサイードは9人の賢者に出会い、様々な事を学んでいきます。
そしてアレックスはその少年サイードが持つ「賢者の書」を読み始めました。
そこには少年サイードの冒険譚と賢者達から学んだ成功と幸せをもたらす教えが記されていました。
人間は何度だっていつだって生まれ変わることが出来る!
少年サイードが9人の賢者から学んだ事は果たしてなんだったのでしょうか?
おすすめの3つの「賢者の教え」
それでは私がこの本を読んで良いなと思った点を9人の賢者の話の中から厳選して3つお伝えしたいと思います。
個人の感想ですのでどうかご了承ください。
第一の賢者の教え「行動」
人は行動することによって成功したり失敗したりするように思います。
でも実はそうじゃなかったんです。
行動によって得られるものは、例えるなら1枚の最高の絵を完成させるために必要なピースなんです。
行動したことによって得た経験はそれだけじゃ自分がどこに向かっているのかわからないくらい小さな1ピースで、そのピースを一つ一つ集めて絵が完成するんです。
完成して初めて「あのピースはこの部分だったんだ」って気付くんです。
なので自分が行動することにはとても大切な意味があるのです。
第三の賢者の教え「自尊心と他尊心」
人生を素晴らしいものにするためには自尊心を高めなくてはいけません。
まずは自分自身がこの世の唯一無二の素晴らしい存在であることをしっかり認識しましょう。
そうして自尊心を高く持つように意識をしていきましょう。
そしてまた世の中の全ての人間は一人一人が無限の可能性を持つかけがえのない存在です。
そのことを知り全ての人を尊重すること。
これが「他尊心」です。
よく考えてみれば自分の周りにあるものってほとんどが誰かほかの人が作ったものじゃないですか?
知らない誰かのおかげで不自由なく生活出来ていることに感謝しましょう。
この自尊心と他尊心をバランス良く高めていく事が成功に近づく秘訣です。
第四の賢者の教え「目標」
将来何になりたいかを考える人はとても多いです。
でもこれになれたら成功、幸せなどという職業はこの世には存在しないのです。
なぜなら「成功は職業についてくるものではなく、人についてくるもの」だからです。
大切な事は「何になるか」よりも「どんな人間になりたいか」という事です。
最終的にどんな職業に就いていようともしっかりとした人間像が目標にあって、そこに向かって努力し続ける事が大切な事なんです。
よしろぐ的ポイント
実はこの「賢者の書」は喜多川泰さんのデビュー作品なんです。
デビュー作品でこんなに心に響く内容を届けてくれるなんて感心します。
そしてここから「天使は歩いてやってくる」や「運転者」、そして「手紙屋」へと名作がどんどん生み出されていきます。
全て物語から私たちに大切な事をそっと気づかせてくれる素晴らしい作品です。
私なら誰かに本を1冊プレゼントするするなら迷わず喜多川泰さんの作品を選ぶと思います。
まとめ
喜多川泰さんの「賢者の書」いかがでしたか?
今回は特に私が感銘を受けた3つの「賢者の教え」についてご紹介させていただきましたが、まだあと6つもあります。
この記事を読んでいただいている方にとって大切な教えが残り6つの中にあるかも知れません。
大切な気付きがあるかもなので是非読んでみてください。
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