2023年WBCが間もなく開幕します。
WBCに興味があるんだけど誰か説明してほしいなって思ってる方いませんか?
今回はWBC開幕前に過去のおさらいも含めてなるべく分かりやすく簡潔にまとめてみました。
野球初心者の方にもわかるようになるべく簡潔に書いております。
この記事を読めばWBCの事がわかります。
WBCってなに?
そもそもWBCって何なのか詳しくない方に簡単に説明します。
正式名称は「ワールド・ベースボール・クラッシック」です。
4年に1回(原則)開催される「野球の世界一決定戦」です。
少し違和感あるかもですが、サッカーワールドカップの野球バージョンととらえてもらうと分かりやすいのではと思います。
もともとはMLBの拡大や野球マーケットを広げるためにMLB機構(少し語弊があるかもですがメージャーリーグ全体をまとめてる部署みたいなとらえ方でいいと思います)が開催を提唱した大会です。
当初日本は不参加の方向でしたが最終的には参加を決めました。
MLB機構は将来的にはオリンピックの野球競技に代わる国際大会へと育てていきたいと思っています。
歴代優勝国はどこ?
過去4大会の歴代優勝・準優勝チームは以下のようになります。
日本としては2009年以来の優勝を目指したいですね。
ちなみに第1回は王監督、第2回は原監督、第3回は山本浩二監督、第4回は小久保監督です。
今回が第5回大会となり、栗山監督が指揮をとります。
侍ジャパンの魅力
ここでは侍ジャパンの出場選手や注目選手など、WBCの魅力について話してみたいと思います。
出場選手は?
出場選手は以下の通りです。
投手と野手で分けて考察していきたいと思います。
まずは投手からです。
すごい豪華な顔ぶれですね。
上記メンバーを見て感じるのが、先発ピッチャー多すぎるんじゃないかと思いました。
特に去年中継ぎ専門でフルシーズン通したのって湯浅(阪神)くらいじゃないですか?
クローザーの松井(楽天)大勢(巨人)栗林(広島)の3人をうまく使うのか、はたまた過去のダルビッシュのように先発から後ろへ配置転換して回していくのか一つの見どころになりそうですね。
続いて野手陣になります。
そうそうたる顔ぶれで負ける気がしないです。
ただ気になるポイントとして3つあります。
まずは捕手は誰を起用するのか?
実績からいったら甲斐(ソフトバンク)なんだろうけど、いかんせん打力が弱くて。
バランスよく中村(ヤクルト)なのか打力をかって大城(巨人)なのか。
個人的には打つ方はタレントが揃っているので、先発甲斐でチャンスに代打の後、中村か大城かといった感じじゃないかなって思います。
次に内野陣の顔ぶれなんですが、すごいバッターが揃ってはいるのですがポジションがかぶりまくっているように思えます。
サードに村上(ヤクルト)と岡本(巨人)セカンドは山田(ヤクルト)と牧(DeNA)になります。誰かがファーストに回るとしても山川(西武)がいてます。
難しい(贅沢な)悩みになりますね。
誰がきても一流なのでここは監督の起用法に注目です。
最後に外野陣なんですが、周東(ソフトバンク)あわせて5人しか選ばれていません。
周東って外野でしたっけ??内野のイメージの方が強くて。
両翼の吉田(レッドソックス)と鈴木(カブス)はほぼ確定としてセンター専門で守れる人って??って思います。
いろいろ事情はあるんでしょうがやっぱり近本(阪神)か塩見(ヤクルト)がほしかったなって思います。
侍ジャパンの注目選手は?
2023年大会の侍ジャパンの注目の4選手のご紹介です。
大谷翔平
日本のみならず二刀流でメジャーリーグに革命を起こした世界のスーパースターです。
2021年は投手9勝、野手で46本塁打で、日本人では2001年のイチロー以来のMVPに選ばれました。
2022年には更に進化してメジャーリーグ史上初の規定投球と規定打席をクリアしました。
WBCでは最速165kmの速球で三振とって圧倒的パワーでホームランに期待したいです。
ダルビッシュ有
こちらも日米で圧倒的な成績を残したスーパースターです。
成績もさることながらチームの精神的主柱でもあります。
2009年のWBCでは慣れないクローザーで優勝へ大きく貢献した実績もあります。
2020年にはコロナの影響で短縮シーズンながら日本人初の最多勝にも輝いています。
そして2022年はメジャー自己最多に並ぶ16勝を記録しました。
村上宗隆
2022年は令和初、そして史上最年少で3冠王を獲得。
セリーグの三冠王はあのランディバース(阪神)以来になります。
日本を代表するスラッガーです。
甲子園の3打席連続本塁打を含む5打席連続本塁打も日本プロ野球初の記録です。
特に左バッターがレフトスタンドへ打つホームランとしては群を抜いているんじゃないかって思います。
2026年からはメージャーリーグ行きが確実視されています。
WBCでも豪快なホームランが期待されます。
吉田正尚
一言でいえば確実性とパワーを兼ねそろえた選手です。
2018年から5年連続で打率.320以上、出塁率も.400以上というとんでもない実績です。
なおかつその5年で111本塁打(平均22~23本)なので非の打ちどころがありません。
実績が認められて今期からメジャーリーグのレッドソックスへ移籍しました。
2022年の日本シリーズのサヨナラホームランが印象的です。
日程・出場国はこちら
第5会大会からは4ヵ国増えて、出場国は合計で20ヵ国です。
出場国はどこ?
その20ヵ国をAからDの4グループに分けて予選ラウンドを行い、上位2ヵ国(計8ヵ国)が決勝トーナメントへ進みます。
ちなみに日本はB組で韓国と同組になります。
それでは各組をみていきます。
A組は世界ランク2位の「チャイニーズタイペイ」は間違いないとしてもう1枠が「キューバ」と「オランダ」の争いになりそうです。
2ヵ国の直接対決が最終の順位になりそうです。
B組は過去の実績や世界ランクからみて「日本」と「韓国」が順当にあがってくると思います。
ここは大きな波乱は無さそうです。
予選ラウンドから日本対韓国は盛り上がりそうですね。
ただ、以外にダークホースなのがオーストラリアなんです。
こちらも目が離せません。
今大会はアメリカが本気モードでのぞんでいるようにうかがえます。
個人的には優勝候補だと思っています。
日本同様に最強メンバーと言われており、大谷選手の同僚のマイクトラウトを中心にMVPホルダーが4人もいます。
同じエンゼルスの大谷選手対トラウトのMVP対決が実現したら最高に盛り上がりますね。
とりあえずアメリカは予選ラウンド突破は確定でしょう。
もう1枠の争いになりそうです。
ランキング的にはベネズエラなんですが、メジャー組を多くかかえているドミニカ共和国が1つ抜けているように思います。
もう1枠をベネズエラとプエルトリコで争う形になります。
過去実績から考えるとプエルトリコやや優位かなと思います。
3つどもえの様相にも思えて、ここの組が1番難しいです。
日本の日程はこちら
大会の日程ですが、3月8日~3月21日になります。
日本の試合日程ですが以下のようになります。
毎日決まった時間に行われる点は調整しやすいと思うのですが、B組では日本とチェコだけが4日連続の試合日程になっています。
そのあたりが少し気になる点なのですが、良い方向で進んでくれるといいのですね。
放送予定も記入しておきましたのでお見逃しなく。
ちなみにアマゾンプライムでも決勝戦まで連日放送予定ありです。
よしろぐ的ポイント
WBCでは通常の日本の野球とは違うルールがいくつかあります。
おおまか下記の3つが試合を左右する大きいところだと思います。
1ポイントリリーフ禁止は最低でも3人投げないといけないルールで緻密な野球をする日本には不利なルールになりそうです。
逆に球数制限は先発はエース級が揃っているので有利に運用していきたいですね。
タイブレーク制含めて普段と違うルールをどうやって自分たちに有利になるように利用していくかがポイントになりそうです。
まとめ
2023年のWBCの侍ジャパンは史上最強と言われています。
個人的には中継ぎの湯浅(阪神)の使い方がキーになるんじゃないかなって思っています。
日本を代表する選手でWBCの舞台では暴れまくってほしいです。
みんなで侍ジャパンを応援しましょう!
是非とも2009年以来の優勝を飾ってほしいと思います。
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