みなさん2024年は4年に1度のオリンピックイヤーです。
パリオリンピックでは新種目が実施されます。
2024年パリオリンピック唯一の新種目はブレイキンです。
今まで日本ではブレイクダンスと言われていたものですが今後は統一されていきそうです。
この記事では新種目のブレイキンについて浅くわかりやすく説明させていただきます。
パリオリンピックの唯一の新種目
2024年パリオリンピックで注目の新競技は
ブレイキン!
です。日本ではいわゆるブレイクダンスと言われてきたものです。
まさかオリンピック競技になるとは思わなくて聞いた時は私もびっくりしました。
国際オリンピック委員会は2019年6月にオリンピック追加競技として「ブレイキン」「スケートボード」「スポーツクライミング」「サーフィン」の4競技をパリオリンピックの競技に加えることを決定しました。
そして皆さんもご存じの通りこのうち「スケートボード」「スポーツクライミング」「サーフィン」は2021年に開催された東京オリンピックで実施されています。
そして今回「ブレイキン」が初めてオリンピックで実施されます。
ブレイキンについて
ブレイキンの歴史
まずブレイキンの発祥は1970年代の米国ニューヨークです。
当時のニューヨークは治安も悪くとても住みにくい街でした。
そこで若者たちの中で暴力ではなくダンスで決着をつけようという風が生まれました。
そこからストリートでダンス対決が始まります。
誰もやっていないような技を編み出したり、相手よりレベルの高い技を繰り広げたりと展開していきます。
そのような背景からブレイキンは単なる「ダンス」というよりも勝負色が強い競技へとなっていきます。
暴力による支配からダンスへの更生が含まれていると知ると少し見方も変わってくるんではないでしょうか?
スポーツとしての認識
そしてブレイキンがスポーツとして認識されるきっかけになったのが2018年10月にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催されたユースオリンピックで採用されたことでした。
この時日本人選手として女子日本代表の河合来夢選手(当時17歳)が優勝、男子でも半井重幸選手(当時16歳)が銅メダルに輝いています。
日本からは男女各2名ずつが選ばれる予定ですが、6/14現在では半井選手のみがパリオリンピックに内定しています。
ブレイキンのルール
ブレイキンのルールを簡単にご説明させていただきます。
パリオリンピックのブレイキンのルールですが男女各16名ずつの参加で1対1の対戦形式になります。
DJがその場で音楽を選んで流すため選手たちは事前に楽曲を知ることは出来ません。
選手たちは音楽が流れれている間に大技小技を繰り広げるのですが、その際に最も大切なのがリズムやメロディにあったダンスが出来ているかどうかになります。
5人の審判によって「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」5つの観点からジャッジされます。
個人的にこのあたりは冬のスポーツの「フィギアスケート」や「スキージャンプ」の飛形点みたいに得点がどう入ってるのか一般の人には少し難しいなって思います。
まとめ
パリオリンピックで採用された新種目のブレイキンについてご案内させていただきました。
ブレイキンの歴史を知ればオリンピックの少し見方も変わってくるんじゃないかなと思います。
パリオリンピック新採用の競技がブレイキンだけなのは少し寂しいですが、新種目なので注目して日本人選手を応援しましょう!
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