2024年前半の阪神タイガースの交流戦までの打撃成績を検証してみる!

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プロ野球ファンのみなさん、阪神タイガースファンのみなさん、2024年もプロ野球を楽しんでますか?

今年も阪神タイガースは首位で交流戦に突入します。

2024年交流戦までの前半戦の打撃成績を検証してみたいと思います。

今年は投高打低でどのチームも打撃成績を落としています。

前半戦の戦いをデータで振り返ってみましょう。

2024年各チームの成績

それではセリーグ各チームの交流戦までの順位表を見てみましょう。

   試合 勝  負 引 勝率
阪神  48  25  19  4  .568
広島  43  22  17  4  .564
巨人  48  23  21  4  .523
中日  47  20  22  5  .476
横浜  46  21  24  1  .467
ヤクルト  46  18  26  2  .409

昨年に引き続きセリーグ首位で交流戦に突入します。

ただし2023年と大きく違うのは貯金が6つしかないことです。

本来であれば交流戦前に貯金6つで首位にいるとなると出来過ぎの状態なんですが、昨年はこの時点で貯金が17もあって他チームを突き放した状態でした。

タイガースは2023年は交流戦でつまずいてしまいましたが今年は期待しましょう。

それともう一つ昨年と違うのが1位のタイガースから最下位のヤクルトまでのゲーム差が7ゲームしかない大混戦の状態です。

これから交流戦が始まれば一気に差がなくなる可能性があるので本当に気が抜けません。

ちなみに昨年はこの時点で1位から最下位までは14.5ゲームと大きく開いている状況でした。

それでは各チームも踏まえた阪神タイガースの打撃成績を見てみましょう。

阪神タイガースの基本打撃成績

   打率 得点 本塁打 盗塁 
阪神 .223 149  23  15  
広島 .242 130  20  24  
巨人 .229 113  21  25  
中日 .240 126  20  13  
横浜 .244 148  21  30  
ヤクルト .237 161  32  20 

阪神タイガース基本打撃成績
  • 打率.223⑥ 得点149②
    本塁打23② 盗塁15⑤

〇数字はセリーグの順位になります。

まずチーム打率.223はセリーグぶっちぎりの最下位です。

今年はリーグ全体として投高打低の傾向があるのですが、去年は.253だったので下がりすぎです。

それでも球界屈指の1、2番は近本選手.280、中野選手.263とそれぞれ及第点なんですが、3番以下にあたりが戻ってこない状況です。

以下は開幕スタメンのメンバーの交流戦前の成績です。

  1. 近本選手.280 6本 21点
  2. 中野選手.263 1本 14点
  3. 森下選手.239 5本 20点
  4. 大山選手.212 3本 19点
  5. 佐藤選手.209 3本 17点
  6. 前川選手.257 0本 6点
  7. 坂本選手.177 0本 4点
  8. 木浪選手.220 1本 11点

前川選手のところにはノイジー選手が入ることも多いのですがノイジー選手の成績も.244で本塁打1本と低調です。

得点圏に弱い(得点圏打率.125)こともあり前半戦最後の試合のあと2軍へ行きました。

佐藤選手も攻守に精彩を欠いて同じく現在2軍での調整となっています。

得点はセリーグ2位なのでこの打撃成績でよく頑張っていると思います。

ただ本塁打が2位、盗塁数が5位となっていてこれは阪神タイガースが本来目指す野球ではないと思います。

足や小技でつないで泥臭く点をとる野球を目指してほしいです。

阪神の打撃成績気になるポイント

次に基本データ以外で気になる数値をピックアップしてみました。

    犠打 犠飛 四球 併殺 出塁率 得点圏 
阪神 34 12 160 43 .300 .246 
広島 29  5  77 30 .287 .241
巨人 45 10 141 33 .294 .189 
中日 41  6 111 26 .292 .221
横浜 18  9 125 36 .307 .228
ヤクルト 48 17 156 36 .312 .238

阪神タイガースその他打撃成績
  • 犠打34④ 犠飛12②
    四球160① 併殺43⑥
    出塁率.300③ 得点圏.246①

見事なまでに昨年から全ての指標がダウンしています。

塁には出るもののバントで送れず併殺でチャンスをつぶしているのがうかがえます。

唯一の救いは得点圏での打率がリーグトップにいることで何とか得点につながっています。

あとは犠牲フライやゲッツー崩れで泥臭く点をとっていく姿勢が必要なんだと思います。

今年の阪神打線の特徴

2024年の交流戦までの阪神タイガースの打線の特徴をご紹介させていただきます。

残念ながら今のところ打線に関してはなかなか良いところが見つけられない状況です。

今年の前半戦の打線の特徴を一言で表現すると「ランナーが進まない」です。

併殺打の多さ

出塁率はまずまずなんですが、併殺打がリーグ1なのでランナーが出ても次の塁へ進まないです。

併殺打43はセリーグどころか12球団で見てもワーストで40にのってるチームはありません。

ダントツの1位なんです。昨年のように送りバントや右打ちの意識をもっと持たないと得点に結びつけることが出来ず投手に負担ばかりかかってしまいます。

三振の多さ

当てに行ってダブルプレーばかりか三振の数も343で12球団で1番多くなっています。

三振って何に変化が無くてただアウトカウントが1つ増えるだけなんで守備側はピンチで1番欲しいアウトなんです。

各々がランナーを進めるためにどうすればいいかの工夫が足りてないかなって思います。

阪神タイガース三振数

  1. 佐藤選手 47②
  2. 大山選手 37⑤
  3. 森下選手 33⑧

○数字はリーグの順位です。

大山選手は元々選球眼の良い選手なので調子を取り戻してほしいです。

阪神タイガースその他打撃成績2
  • 併殺打43⑥ 三振343⑥
    OPS.605⑤ 盗塁成功率60%⑤

よしろぐ的ポイント

今の打線が劇的に良くなるとは考えにくいので今の状態を少しでも上向くようにしむけつつこの打線でどうやって勝つかを考えてみましょう。

個人的な考えですが、やはり1、2番をどういかすかだと思います。

この二人が塁に出たときは高確率で得点に結びつける作戦を考えないといけません。

まずは足を絡めること。盗塁、エンドランなどもっともっと相手を揺さぶってほしいです。

それと1アウト3塁で1点とる野球を目指すこと。

打順も含めて、交流戦以降はこの2つを考慮した作戦を展開してほしいです。

まとめ

2024年の交流戦までの前半戦の打撃成績を検証してみましたが、厳しい数字が並んでます。

昨年の優勝で理想が高くなってるかもですが、現状は投手に助けられて何とか勝ちを拾えてるといった感じです。

ですがいつまでもこのままというわけにはいきません。

佐藤選手の復活も待たれますし、もっともっと1,2番が塁上で躍動する野球もみたいです。

前半戦はうまくいきませんでしたが交流戦から後半戦は打撃成績を改善してこのまま首位で2024年フィニッシュしてほしいです。

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