皆さんテニス初心者初級者の頃、プロのプレイを見てすごい!真似してみたいと思った事ないですか?
私の場合はフェデラーのプレイを見て衝撃を受けました。
まるで日常生活の延長のような何でもない様子から鋭いショットの連発でとても私と同じテニスをしてるとは思えない驚きでした。
そんな中でも人間の身体の構造を無視したかのようなシングルバックハンドは強烈なインパクトを残しました。
私もシングルバックハンドで練習してたのでどうしたらあんな動きになるのか不思議でならなかったのを覚えています。
そこで数年かけてフェデラーを研究すると、少しずつバックハンドがコートにおさまるようになってきました。
この記事を読むと練習で何を意識すればバックハンドが上達するかわかるようになります。
それではご紹介していきます。
フェデラーのバックハンド
練習で意識して良かったことをお伝えする前に、フェデラーのすごいところをいくつかお話したいなと思います。
それはもう全てなんですですけどね。
フォアもボレーもう何もかもです。
センターへのサービスから逆クロスへのウィナーなんか見ててアートなんです。
ボールの回転も自由自在に操ります。
ドロップショットのあと必ずボールが逃げていくんです。
それにアエラやプレジデントでも特集されるよな人格者で全てにおいて完璧なんです。
あと5か国語を不自由なく話せるとか。
ただ、上記の通りその中でもシングルバックハンドはやっぱり格別です。
低く弾まないスライスで返すリターン、高く弾んだスピンのきいたボールも難なくスピンで返し、極めつけは走りこんでのダウンザライン!
もうね、あの体勢からクロスしかないと思って私の目線はそっちへいってるのにボールは全然逆方向へなんてよくありました。
シングルバックハンド上達のコツ3点
それではそのシングルバックハンドについて簡単ですが少しだけコツをお話したいと思います。
あくまで初心者・初級者の型方向けのポイントだけなのでご理解願います。
超絶シンプルにお伝えしたいと思います。
身体の軸を整える
身体の軸とは股間から頭までをまっすぐにするという事です。
そうする事によって目線が安定してスイートスポットでしっかりボールをとらえやすくなります。
顔が上下にぶれてしまうとどうしても上手くボールにヒットすることが出来なくなります。
また猫背になっていたり左右に身体がぶれるとどうしても自分が打ちたい場所と実際にラケットが通る場所にずれが生じます。
イメージとしては背中に物干し竿でも入れてプレーするような感じです。
ラケットヘッドを落とす
身体をひねって構える時に右手首の力を抜いてヘッドを落としましょう。
ポイントとしては先に利き手と反対の手でそっとスロート部分を支えた状態からすっと力を抜きましょう。
そうすれば自然とラケットが下から上への軌道となりボールに巡回転がかかりスピンのかかったボールがコート内へしずんでいきます。
オーバーアウトがぐっと減ります。
打ちたい方向へラケット面を押し出す
ラケット面を自分が打ちたい方向へぎりぎりまでむけてください。
そうする事によって自分の意識した方向へボールは飛んでいきます。
イメージは手首を返さずラケット面がずっと相手のコート側をむいてる感じです。
ボールはラケットを振った方向へ飛んでいくのではなくラケット面の向いている方向へとんでいきます。
まとめ
いかがでしたか?簡単ではありますが、シングルバックハンドの上達のコツをわかりやすく3つだけ解説させていただきました。
この3つになります。これは本当に簡単なポイントだけなので、もちろんこれだけでは無いです。
ゲーム中はありとあらゆるボールが飛んでくるし、すべてが動きながらの動作になります。
それと全てに共通する事ですが「脱力」することです。
テニスでは余計な力が入ると思ったようにボールに力が伝わりにくくなると言われています。
まずは球出しでしっかりシングルバックハンドのフォームを身につけましょう。
皆さんのお役にたつ事が出来ればうれしいです。
ボレー編もこちらにございますのでよければご覧ください。
コメント