2023年の阪神タイガースについてもう少し詳しく教えてほしいです。
だったらまずは投打のカギを握る新外国人の情報をお伝えしますね!
2022年のペナントレースも終わってストーブリーグも最終盤にかかっています。
タイガースも来季の戦力構想が徐々に固まってきていますが、そんな中で戦力としては未知数ながら来季の成績を左右する存在が助っ人外国人です。
いったいどんな選手なのか気になりませんか?
今回はそんな阪神の来季の新外国人4人の選手を簡単にご紹介させていただきます。
それでは野手から順番に見ていきたいと思います。
ホアン・ミエセス 外野手
右投げ右打ちの選手でポジションは主にライトとレフトです。
過去の実績から考察していきたいと思います。
前提としてミエセス選手はメジャー経験はありません。
なので実績はすべて3Aのものになります。
まずは昨年の実績からみていきましょう。
3Aというのは一般的には日本の野球と同程度のレベルと言われています。
昨年の成績をみるとまずまず期待が持てそうです。
OPS.923(出塁率+長打率)ですが出塁率.387で長打率.536になります。
ただ三振率が27.4%というのが少し気になります。
大きいのも狙えるし三振も多いという強打者には外せない側面です。
次に通算成績をみていきます。
3A通算でみるとアベレージが.256と少し確実性には欠けてきます。
四死球はとれており3A通算の出塁率は.355と悪くありません。
ちなみに昨年の阪神で一番出塁率が高かったのは大山選手で.358なので十分ですね。
それに右打ちの強打の外野手という事で今のタイガースの補強ポイントとしてはマッチしていると思います。
右投手より左投手の方が打っているところも阪神には貴重なタイプです。
そしてプルヒッターでフライヒッターです。打球方向の半分以上がレフト方向で大きいのを期待できるバッターです。
だいたい真ん中から外寄りのボールを左中間からレフトのポール際へ飛ばす感じで、これぞタイガースとしては待ち望んだタイプのバッターではないでしょうか?
映像では真っすぐをきちんととらえてる場面が多かったです。
豪快なホームランが多く見ていて応援したくなるタイプの選手です。
三振が多く日本のピッチャーにどこまで対応出来るのかが少し気になりますが慣れてきたら打ってくれるんじゃないでしょうか?
外のボール球になる変化球を我慢出来ればといったところです。
あと、東京オリンピックの3位決定戦で以前タイガースに所属していたオスンファンからダメ押しでレフトスタンドへ2ランを運んだので話題になっています。
シェルドン・ノイジー 内野手
右投げ右打ちで内野専門のユーティリティプレイヤー。
昨年はサードがメインでセカンドやファーストも守っています。
昨年の数字を見る限りでは厳しいですね。
ただ2022年のマイナーの成績は出場25試合ながら打率.398、OPSは驚異の1.018の結果を残しています。
次に通算成績をみてみます。
通算成績なんですが、こちらもメジャーでは全く通用していないのがわかります。
ですが、3Aでは結果を残しているので少し期待が持てます。
この選手の特徴としては広角に打ち分ける事が出来るアベレージヒッターで、日本向きの選手だと思います。
映像を見る限り右打ちとても上手いなって思います。
基本センターから右方向へライナー系の打球を放つことが多く、ストレート系のボールに強いのが特徴です。
新外国人二人がそれぞれの役割をこなすことが出来れば面白くなるなと期待してしまいます。
ただね、現状だと守るところが無いんですよ。最初聞いた時なんでとったのかと疑いました。
もちろん競争だとは思うのですが、そのあたり岡田監督がどう使っていくのか楽しみですね。
ちなみに2021年の3A時代にウィルカーソン投手とチームメイトでした。
ジェレミー・ビーズリー
ストレートとスライダー中心で右投げのリリーフ投手。
まずは昨年の実績からみていきましょう。
出場9試合、イニングが15という事であまり数字が大きくないので参考程度にしかなりません。
しかし注目するところは奪三振がイニング数をうわまっており三振のとれるピッチャーということで戦力になりそうな気がします。
特にタイガースはゴロアウトをとるピッチャーが多いので良いのではないかと思いました。
さてメジャーの通算成績をみてもちょっと難しいのかなと思ってしまいました。
3Aでもリリーフ中心で防御率3.71は厳しいものがあります。
たださっきも言ったのですが、この奪三振率は捨てがたい投手だなって思います。
スライダーの曲がりが大きくて、映像見た感じ大谷選手のスライダーに近い印象です。
三振もそのスライダーで奪っているイメージです。
平均153キロのストレートとこのスライダーのコンビはかなり使えると思います。
あとはメッセンジャーみたいにカーブを覚えると大きく化けるかもしれませんね。
ブライアン・ケラー
元々右投げの先発タイプのピッチャーですが、ここ数年はリリーフもこなしている貴重な右腕です。
メジャーの経験はありません。
3Aとはいえ十分な実績でしょう。
奪三振も多くイニングも投げれます。
ただ気になるのが与四死球が113回で59と2回に1つ以上の四死球を与えています。
岡田監督は先発で考えている様子でイニングイーターとして活躍してくれそうですが、コントロールに不安があるので変え時が難しい投手ですね。
195.2イニングで216の奪三振は魅力的ですね。
スリークォーター気味のフォームで150キロ中盤くらいの速さのストレートにカーブが使えるのが魅力的です。
映像見る限りではクロスステップ気味でスリークォーターなので右バッターは自分の体にボールが向かってくるように見えるのでなかなか打ちにくいんじゃないかなって思います。
ケラーからケラーへの継投なんかも楽しみですね。
まとめ
これはなかなか面白そうな布陣ですね。
それぞれタイプが違ってて自分の役割を果たすことが出来たらいよいよ「アレ」ですね。
個人的にはメジャー未経験の二人「ホアン・ミエセス」と「ブライアン・ケラー」に期待しています。
ミエセスには打率は求めないのでここぞの一発と打点を。
そしてケラーには先発ローテーションで一年間働いてもらいたいです。
今んところ期待しかないです。
早く2023年シーズン始まってほしいですね。
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