なんとなく身体の調子が良くないなとか、またはどうもやる気が出ないなって思う時ないですか?
そんな時人は悪い流れに乗ってしまっているのでその流れを断ち切る必要があります。
悪い流れに乗ってしまうと感情をコントロールするのが難しくなったり冷静な判断が出来なくなってさらに仕事の質が落ちるという負のスパイラルに入ってしまいます。
ではどうやって悪い流れを断ち切ればいいんでしょうか?
そんな経験のある方におすすめしたいのがこの「リセットの習慣」という本です。
この本には悪い流れをリセットして新たにスタートするためのちょっとした情報がたくさん載っています。
これを読めば常に新鮮な気持ちで毎日を過ごすことが出来ます。
今回はこの「リセットの習慣」をご案内させていただきます。
著者の小林弘幸さんについて
著者の小林弘幸さんはとんでもない経歴の持ち主の方です。
まず日本の医学校として歴史と伝統のある順天堂大学の医学部を卒業してそのあと同大学の大学院にて医学研修課を修了します。
そしてロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学(アメリカテキサス州)付属医学研究センター、アイルランド国立病院外科と活躍の場を移して順天堂大学医学部小児外科講師、准教授を歴任し現在に至っています。
一般庶民の私からすればもう雲の上過ぎてなんだかよくわからない気持ちになってしまいます。
自律神経研究の第一人者としても有名で現在も数多くのプロスポーツ選手やアーティストなどのパフォーマンス向上指導に関わっている方です。
また多くの著書があり「医師が考案した長生き味噌汁」「自律神経を整える最高の食事術」など多数あります。メディア出演や講演活動も積極的に行っておりTVでもよくお見かけします。
一体どこにそんな時間があるんだろうって思いますよね。
以下に小林弘幸さんの代表的な著書をご紹介させていただきます。
代表的なもののみで全てご紹介出来ませんでしたが、まだまだたくさんの著書がございます。
小林弘幸さんの著書はこちらリセットの大前提
本書の中ではリセットするということは元にもどすという意味ではありません。
新たに始めるという意味です。
リセットして「完全に以前の生活を取り戻そう」ではなくて「新しい生活習慣を取り入れよう」ということです。
そもそも人の体は「流れに乗る」のは得意なんですが「流れを変える」のは苦手なように設定されています。
例えば何か嫌なことがあるとその瞬間から悪い流れが始まります。
引きずってしまうとつい言い方がきつくなったり仕事にやる気がでなくなったりイージーミスをしてしまったりとどんどん悪い流れに乗ってしまいます。
ひどい場合は頭痛や体のあちこちが痛くなったりダルさがぬけなくなってしまう事もあります。
そんな時に必要なのがリセットする習慣なんです。
「目指すのはゴールではなくスタートである」という事を強く認識していきましょう。
リセットの習慣で実践したい3選
それではこの「リセットの習慣」の中から実践してみるといいなと思ったところを厳選して3つご案内させていただきます。
「リセットする」という事もですが、体と心によいという点もふまえてご案内させていただきます。
あくまで個人的な感想になりますのでどうかご了承ください。
木曜日をリセットデーにする
まず一週間のうちの一日をリセットデーと決めるという事です。
本書では木曜日に漫画雑誌を読んでをリセットデーにしているとの事でしたが自分にあった曜日でいいと思います。
これはとてもいなって思いました。
思い出したのですが、昔毎週水曜日の夜にテニススクールに通っていて、水曜日まで頑張れば楽しい時間が待っているって毎日仕事している時は、確かにもっとウキウキしながら仕事をしていました。
あと、知り合いの方が毎週水曜日は朝から会社近くのカフェによって本を読んだりして意図的にギリギリの時間に出勤するようにしている方がいてました。
これもうらやましいなって思いました。
自分も新たに何かリセット出来る習慣を意識して作っていこうと思います。
気になったら行動しよう
ほんの些細な事でも構わないので気になった事があれば行動する方を選びましょう。
よく人生って選択の連続って言いますが、そんな大層な事ではなくて例えば歩いていて「こんなところに神社があったんだ」とか「新しいカフェがオープンしてたから今度行ってみよう」とかそのくらいの事でいいんす。
時間が少しでもあればその時神社へお参りしてみたり、カフェは今度じゃなくて明日行こうとかでいいんです。
その行動した瞬間がリセットの瞬間で流れを変えるきっかけになります。
ほんのちょっとの面倒な気持ちを抑え込んで行動をおこせば小さな達成感を得る事が出来て気分も良くなります。
「気になる事があれば行動する」是非生活の中で取り入れていきましょう。
自分の中に逃げる軸を持つ
逃げるって言葉聞くとどうしてもネガティブな印象になってしまいますよね?
実際に逃げた自分が嫌いになったり、逃げた事に責任を感じたりして体調を崩してしまう事もあります。
ただ私自身今まで生きてきて学んだことなんですが、逃げる事で嫌な思いをしなくて済むなら逃げてもいいと思っています。
もちろんケースバイケースで無責任な行動や人を傷つけるようなことをしてはいけません。
でもここでメインとなる話は「逃げる」という事ではなく「逃げる軸を持つ」という事です。
何でもかんでも無理、出来ないで逃げるのではなく「自分としてここまでは頑張るけどこれ以上は無理」とうい線を持とうという事です。
ただ単に逃げるより「自分なりのライン」を持っている方が受け止め方がずいぶんと楽になるのではないでしょうか。
この考え方は仕事以外でも使えて、例えば私は飲み会で「どうしても嫌いな人がいる」場合は参加しないと決めています。
決めていれば判断に迷う事もないし、参加できなくて申し訳ないなって気持ちもずいぶん和らぎました。
よしろぐ的ポイント
前提部分でも少し触れましたがリセットする事が「ゴールではなくスタートである」という考え方が新鮮で自分にはすごく響きました。
今まで「ここまで頑張ればゴールだ」って思ってやってた事がすべてひっくり返されてしまった気分です。
今では「ここまでやればスタートだ」って思いながら行動するのってなんてワクワクするんだろうって思っています。
それでもまだ今までの習慣が抜けずにゴール目指して頑張ってしまっている時があるので、簡単ではないですが少しずつでも意識を変えていきたいなって思っています。
まとめ
今回は小林弘幸さんの「リセットの習慣」をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
ご紹介させていただいたのはこの本の中の本の一部分にすぎません。
実際にはまだまだたくさん効果的な習慣が載っています。
是非最初から読んでみて自分にあった「リセットの習慣」を実践してみてほしいと思います。
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